STYLEVOICE MAGAZINE

2021.05.12

佐田真由美さんプロデュース
「nee mee」(ニー ミー)」で
今の私ができること

この春、佐田真由美さんが「nee mee(ニー ミー)」というプロジェクトを立ち上げました。人にも地球にも優しいものについて、一緒に学んで、発信する場を作りたい。前進し続ける彼女の新たな挑戦と、これからのことを聞きました。

TRUECOTTONと出会って
すべてが動き始めた

佐田真由美さんが立ち上げたのは、人にも地球にも優しいこと、モノについて一緒に学び、発信していくプロジェクト「nee mee(ニー ミー)」。「100年後の地球にワクワクしたい」をコンセプトに、地球環境になるべく負担をかけず、作り手の環境や技術を守りながら、高いクオリティのものを適正価格で提供し、みんなに優しいモノづくりを循環させることを目指します。

プロジェクトの第一弾として揃うのは、農場と紡績工場の特定ができるトレーサブル(追跡可能な)オーガニックコットン“TRUECOTTON(トゥルーコットン)”を使用したリラックスウェア。トルコの紡績工場にある豊かな農場で、健康や安全が守られた労働環境で働く人々によって大切に栽培されたオーガニックコットンの系を使用し、遺伝子組み換え種子が混入する危険性が低いことや、機械摘みによる収穫で圧倒的にゴミの混入が少ないことも特徴です。

STYLEVOICE(以下SV):コロナ禍で心も体も窮屈な毎日を過ごすなかで、「nee mee」のアイテムは、自分を解放するような、きっとまさにみんなが「今、求めているもの」なのかなと感じました。

佐田真由美(以下真由美):ありがとうございます。元々は、大好きなボディスーツを作りたいというのが「nee mee」を始めるきっかけなんです。気持ちよくて、部屋着としても着られるけど、1枚で外出もできるボディスーツを作りたいって、もう何年も周りのいろんな人に言い続けていたんですね。

そんななか、昨年STYLEVOICEさんとのチャリティコラボマスク製作を通して“TRUECOTTON”を知りました。そこで実際に工場を拝見させていただいて、コットン糸に触って、「ああ、これだ」と確信しました。これなら必ず素敵なものができる!って。

ブランド名は、数字の2と3から取って「ニー ミー」=「nee mee」に。何かをスタートする日だったり、転機になったり、私にとって縁のある数字なんです。

着て気持ちよく、
家でも外でも着られる

SV:実際にものすごく素敵です! 着心地はもちろんですが、ボディスーツやセットアップの‟そのまま出かけられるデザイン‘’も絶妙で。

真由美:そうなんです。部屋着でも全身ダラッとした格好は私自身が苦手だから、そこは特に意識しました。今日着ているのはリブのボディスーツで、伸縮性があってすごく気持ちいい。

でもボディスーツって意外とみなさんなじみがないみたいで、先日配信した「nee mee」のインスタライブでも「下にショーツははくの? はかないの?」ってやり取りがありました(笑)。ショーツはね、自分の好みで大丈夫なんです。

特に今はハイウエストのボトムにINするおしゃれが主流で、普通のトップスだとお腹まわりがもたついたり、時間が経つとすそが上がってきちゃったりしますよね。ボディスーツはそのストレスがなくて、すっきりキレイに決まる、かなり優秀アイテムなんです。

お腹をあたためて「温活」できるという点でもおすすめです

ファーストコレクションのボディスーツ(上)とセットアップ(右)

SV:ブラトップなどのインナーも気になります。

真由美:インナー系は、より肌や体に負担がかからないいろいろな工夫がされています。
たとえばファーストコレクションのTRUECOTTONブラトップとキャミソールは、すごく軽くてやわらかな着心地で、これはTRUECOTTONの糸の撚りを一度ほぐしてから編んでいるから。
繊維と繊維の間に空間ができることで、よりふんわりと軽い着心地になります

セカンドコレクションのニットブラトップは、縫い目を作らないホールガーメント製法で編まれていて、肌あたりが優しく、締めつけすぎないほどよいホールド感。抗菌加工を施していて、これからの時季も気持ちよく着られると思います。

縫い目のないホールガーメントのニットブラトップは、6色展開のカラーバリエーションも魅力。

「だからやらない」ではなく
「できることをやる」

SV:人にも地球にも優しい服というのは、まさに今を象徴する大きなファッションテーマだと思うのですが、佐田さん自身、TRUECOTTONを通して感じたことはありますか。

真由美:ずっとファッションを仕事にしているはずなのに、服を作る工程を見たことがなかったんですね。今回、実際に工場を見学させていただいたり、さまざまな取り組みのなかで、1着を作るために本当にたくさんの方が関わっていることを目の当たりにして、すごく考えました。

服を安く買って、いらなくなったら捨てる。そういう消費するだけの文化はやっぱりよくない。じゃあ今、自分にできることって何だろうって。

私はモデルという職業も愛しているので、「絶対に●●は着ません」といったストイックなやり方はできないかもしれない。でも「だからやらない」のではなく、とにかく「できることをやる」ことが大切だと思っています。

たとえば「nee mee」 のタグやパッケージには再生紙を利用しているのですが、そういうファッションを通して自分が何かに協力できたり、誰かを助けられるようなことを「nee mee」でやっていきたい。

商品作りだけでなく、ゆくゆくはワークショップのようなイベントも計画しています。

「ああ、こういう服だったら人にも地球に優しいね」とか「こんな世の中だったらいいね」ということを、作る側と買う側が一緒に学べる。今までとはちょっと視点を変えたブランドを作りたいなって考えていて。

子育てもひと段落した今、残された人生でできることを考えた時に、新しい知識を増やしたり、それを発信したり、そういうことがプライスレスな自分の価値にもなっていくと思っています。

リアルに着たい時季に
リアルに着たいものを

SV:最後に今後の新しいラインナップを教えてください。

真由美:これから夏にかけてはTシャツ素材のボディスーツやセットアップなどを予定していて、あと、まだ未定ですが、リクエストがかなり多かったニットブラトップとおそろいのショーツもいずれ作りたい。いや、作ります!(笑)。

「nee mee」の商品は、すべて基本的には通年で使えるアイテムです。

なのであまり春夏、秋冬という枠にはとらわれずに、自分たちのリズムと、あとは「そろそろ暑くなってきたからTシャツが着たいな」といった、みんなが「リアルに着たい」と感じる時季に、「リアルに着られる」商品を発信していければなって考えています。

▼佐田真由美さんが着用したアイテムはこちら

About “nee mee”

“100年後の地球にワクワクしたい”。

人にも地球にも優しいことやものについて一緒に学び、発信していくプロジェクト。

オフィシャルECサイトhttp://neemee.jp
Instagram@neemee_official
TRUECOTTONについてはhttps://truecotton.jp/ でチェック!

Photographer/Daisuke Tsuchiyama(TRON)
Stylist/Kaori Higuchi(KIND)
Hair & Make-up/Mikako Kikuchi(TRON)
Model/Mayumi Sada
Edit & Text/Yuko Takizawa